海から出た魚

広く浅く。多趣味な人間の気ままな人生を綴ります。

【TAMRON 35-100mm F2.8 Di III VXD G2】購入して1か月経ったので短期レビュー

単焦点レンズは魅力的ですが、イベントで撮影をした時にどうしても不便を感じていました。

SIGMAの85mm F1.4を所持しているので、本当はそれで撮影したいけど人口密度が高くて後ろに下がれなかったり。

どうしたものかと悩んでいたところで、ふとTAMRONの記事が目に入りました。

それが35-100mm F2.8という個人的にドンピシャの焦点距離を持ったレンズです。

今年の3月26日に発売されたばかりで、あまりレビューなども転がっていませんでしたが、解像度はバッチリで軽く、TAMRON大三元の標準枠としても使えるということで購入を決意。

G2になり、TAMRONのLens Utilityに対応。

USB-Cでアプリと繋げると色々できるみたいです。自分にはあまり必要ないですが。

最初の印象としては思ったより持ち運びやすい。

さすが軽量ポートレートズームレンズを謳っているだけあります。

フィルター径も67mmとTAMRONユーザーならお決まりの口径。

MTF曲線とかそういうところまで話してしまうとキリがないので、専門的なことは置いておいてとりあえず作例を何枚か。

作例

ちなみに全てα7Ⅳで撮影しています。

76mm | F2.8 | 1/200

35mm | F2.8 | 1/200

100mm | F7.1 | 1/100

100mm | F2.8 | 1/200

35mm | F4 | 1/200

全て自分好みにレタッチしてしまっていますが。

全域でこの解像度、少なくとも自分には充分です。

最後のヒナゲシの写真はトリミングはしているものの、結構近く寄ることができます。

(公称値は焦点距離35mmで0.22m、倍率は1:3.3)

それにフィルター径が67mmなのも嬉しいところ。

自分はSIGMA 85mm F1.4 Artのフィルター径(77mm)に合わせているので、H&Yのステップアップリングを使用してフィルターの一貫化をしています。

 

スナップでの使用感

標準域から準望遠までをカバーしているので散歩時のスナップで不便なところは基本的にありません。

APS-Cクロップを使用すれば実質150mmまで使えますし。

α7Ⅳと合わせると重量は約1.22kg。まあこんなもんでしょう。

ただし、湾曲収差が強めなのでそこは注意したいところです。

現像の際に手動修正が必要なものが結構有りました。

ここらへんはLightroomのレンズプロファイル待ちになりますね。

スナップをする時は基本、腰にカメラを取り付けて歩くのですが慣れているせいもあるのかさほど気になっていません。

腰に装着時はレンズを下に向けていますが、自重で勝手にズームリングが伸びてしまうということもありませんでした。

腰にどう取り付けているかは過去記事を読んでいただけると分かるかと。

mokusaku.hatenablog.com

てことでスナップにおいては期待通りといったところです。

AFも迷うことがなく速いのもスナップにおいては助かります。

 

コスプレイベントでの使用

アコスタ池袋で使用しましたが、取り回しはとてもいいです。

混雑しているイベントだと撮影エリアが狭かったり、単焦点だとレンズ交換をする場所すらあまり無いことが多く、煩わしいことが多かったのですが、このレンズではその問題をほぼ払拭してくれました。

全身は35mm、バストアップは80mm~100mm(場所さえ確保できれば)と自分の思った通りの画角に収めることが容易になるので、ストレスフリーです。

正直イベント系はこれ一本でいいんじゃない?と思っているくらい。

本当はSIGMAの85mmで撮影したいんですけどね。笑

実際にはTAMRONの16-30mmも使用しますが、無くても全然どうにかなります。

ポートレート撮影の快適さを重視しているレンズなだけはあると思いました。

 

気になる点

全体的には満足していますが、やはり湾曲収差は気になります。

Adobeさんレンズプロファイルはよ…

それと、広角側で撮影するとすこし周囲が減光しているかな?と思いました。

USB-C端子がむき出しであること。

TAMRONさんの最近のレンズにはUSB-C端子が搭載されており、カスタムボタンの割り当て変更や、モバイルからアプリを使用して様々な機能を使用できます。

その端子にはキャップがついていないので常にむき出しに。

せめてゴム製のキャップで塞げればよかったと思います。

ちなみに自分はこの機能全く使用していません。笑

 

35-150mmでも良かったのでは?という疑問について

TAMRONさんからは35-150mm/F2-2.8というレンズも発売されています。

高倍率であり、F2から始まるこのレンズのほうがいいのでは?と思う人は一定数いるかと。自分もその一人でした。

しかし、重さが約1.1kgと35-100mmと比べると約2倍近い重さ。

それにスナップで150mmまで必要か?と考えた時に自分は必要ないという結論に至りました。

スナップで持ち出す時はなるべく軽量なレンズがいいんですよね。

これが単純に旅行メインで持ち出すのであれば、35-150mmのほうがいいと思います。

重ささえ許容できれば。

それに35-150mmはフィルター径が82mmなのです。

これが自分にとっては致命傷となりました。笑

 

総括

ちょうどいいズーム領域、サイズ感、重さ。

1か月使ってみて個人的にはとても好きなレンズになりました。

自分の用途にドンピシャにハマっているというのもあるとは思いますが。

F2.8通しというのも有難い。

TAMRON大三元の標準枠として、これからはこのレンズが自分の主戦力になりそうです。