MAKE FAKE展というフェイクだらけの展示会に行ってきたので本当に存在するかのように紹介してみる
omoimegurasu主催の展示会を観てきました。
FAKE(嘘)だらけの展示会。
文字だけ見ると正直、内容が想像しづらい。
でもものすごく惹かれませんか?
【お知らせ①】#omoimegurasu 展示会を行います!
— 祐 omoimegurasu/理科室と実験的作品 (@you_omoimeguras) 2022年3月19日
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原宿デザインフェスタギャラリー
『MAKE FAKE展』
架空の映画。
架空の舞台。
架空の本。
架空のブランド。
架空なのにポスターを作り
フライヤーを作り
デザインする!?
その他、#理科室と実験的作品 のフェイクメイクとは?
つづく→ pic.twitter.com/rTQas5gwQk
架空をデザインするって不思議な字面ですね。
展示されている作品を振り返りつつ感想とか書いてみます。
当ブログの画像は拡大できます。素晴らしい作品ばかりなので是非オリジナルサイズで見てみてください。
場所は原宿にあるお洒落なギャラリー
場所は原宿デザインフェスタギャラリー。
外観も個性的で中は広くはないものの、それがまたいいのです。
嘘で遊ぶ、夢で遊ぶ。
20代後半の自分、ワクワクが止まりませんでした。
フェイクな作品たちを如何にも本当に存在するかのように紹介してみる
注意
- 基本的にポスターのモデルさんや演者に記載されているお名前は実在する方々です。
- 各リンク(Twitterなど)は実在します。モデルさんや演者さんのアカウントですので、本当はどんなことをしている人なのか気になったらぜひ覗いてみてください。
- 顕著に誤解を生む可能性のある部分は赤文字で記載させていただきます。
- そのほかは基本フェイクですので、間違えて各所にお問い合わせしないようご注意ください(笑)
DANDARE
いかにもオシャレなポスター。美しいモデルさん。
そんなモデルさんが身に着けているのはなんと段ボール。
段ボールでなにが悪いの?と言わんばかりのキメ顔。
ブランドブックにはブランドチームやロゴの意味などが事細かに書かれている。
こちらのアクセサリー、25,000円から販売しているみたいなので気になった方はお早目の購入をお勧めする。
なんたって世界的に人気なブランドなのだから。
モデルは「髙木デリス」さん。
IMMIRROR-インミラー-
日米同時公開が決定している期待のホラー映画。
この作品の気になる部分は何といっても「音楽監督が描く」というところ。
音楽監督がどのようにホラー映画を仕上げるのかが非常に気になる。
特別ヘッドホン上映という新しい試みにも期待したい。
主演はシンガーソングライターのRidy Hudsonさん。
シンガーソングライターがどのような演技を見せてくれるのかも注目したい。
反轉(はんてん)した世界とは?
"ソレ"とは?
これらの答えは2023年12月5日のロードショーで答え合わせをすることにする。
2023年末のロードショーにも関わらずBlu-rayの仕様が公開されており、44分という映画にしてはかなり短いものに仕上がっているみたいだ。
ミッドナイトブルー-LIVE STAGE GUILTY DOCUMENTARY-
ライブハウスGUILTYの30周年を記念して発表されたドキュメンタリー。
カメラはユニット「daTTTo」を中心に、コロナ渦で一変してしまったライブハウスの裏側を追う。
主題歌には同ユニットの「夜の住処」を起用。
今年の8月6日には松岡美穂さん×田中万葉さん主催のイベントも行われるみたいなので、記念すべき年を素晴らしいイベントと共に浸ろう。
皆様、ご存知でしたでしょうか。
— 松岡美穂(daTTTo) (@mi4_ma2oka) 2022年3月7日
8/6に田中と行う「八十八と六の共鳴」のプロモーション的なムービーがあることを。
ぜひご覧あれ!
…私は「割と強引なストリートミュージシャン」だそうです笑
[CM1]『八十八と六の共鳴 〜鏡にさす明かり〜』2022/08/06開催 https://t.co/LqAoQxxZrs @YouTubeより pic.twitter.com/HS3zGqeUi4
今まで何気なく通っていたライブハウスが、裏ではどのような苦労をしているかを知るいい機会になりそうだ。
※誤解を招く可能性があるため、フェイクではない部分(本当の部分)は赤文字にさせていただきました。
赤い男と笑わない人々
FLAT(フラット)という感情の起伏を穏やかにする薬が大流行した世界で、薬のせいで笑わなくなった人々をどうにか笑わせようと奮闘する赤い男の物語。
赤い男を演じるのは実力派俳優の長谷川裕さん。
コメディーともトラジェディーとも捉えられる本作は上演後、SNS上に感想や考察が蔓延することは間違いないだろう。
上演は2023年5月9日~同年5月21日まで。
キャスト応援チケットはサイン入りブロマイドが付いて12,000円だ。
こちらは締め切りが4月20日までなのでお忘れなきよう。
なお上演が行われる下北沢シティ劇場は休演日があるので併せて公式HPでチェックしておくことをお勧めする。
わたしの生き方を変えた1冊
どうやら新しい雑誌も刊行が決まったようだ。
ここではおたまボンバーさん、西山祐真さん、Panchiさんの生き方を変えるキッカケとなった本を紹介している。
長くなってしまうのでここでは3人の紹介をするに留める。
おたまボンバーさんは若年層から絶大な人気を誇る料理系YouTuberだ。
彼女が運営するチャンネル「おたまレシピ」は70万人の登録者数を誇る。
コロナ渦での空前の料理ブームを作ったのは彼女と言っても差し支えないだろう。
もちろん筆者も彼女のレシピ動画は欠かさずチェックしている。
西山祐真さんは日本とスペインを拠点に活動するグローバルな書道家。
書道と言えば黒のイメージが強いと思うが彼は書道に色を取り入れ、新しい芸術を確立させた。
スペインと言えば対比色や補色を使うカラフルなイメージがあるが、そんなスペインの色文化をうまく書道に落とし込む技術は唯一無二だろう。
Panchiさんは19歳で主演舞台を成功させたことでその名を轟かせた。
映画「カメラマンの憂鬱」は、2021年のTwitter(日本・英語圏)で最も検索された語句として話題にもなった。
もちろん同映画に出演した彼はアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
アカデミー賞授賞式ではコメディアンのクリス・ロックに冗談で嫌味を言われた際に突然立ち上がり、舞台に上がってクリス・ロックと抱擁を交わした事でも有名だ。
立ち上がった際は周囲がざわついたが、その後の彼の行動に世界各国のメディアは称賛した。
彼らのインタビューの一部が公開になっているのでリンクを貼っておく。
是非、一冊の本が一人の人間にどのような影響を与えたのかチェックしてみてほしい。
【フェイク細部を紹介⑤おたまちゃんver】
— 祐 omoimegurasu/理科室と実験的作品 (@you_omoimeguras) 2022年4月10日
美食家/新レシピ研究家。
文章の内容もプロフィールも。
おすすめの本すら
全部嘘です🙌
ちなみに持っている漫画はカリスマの弟さん、おぎぬまXさんの漫画、2巻。
拡大して読んでみてね👀#MAKE_FAKE展 pic.twitter.com/DKvP2llbXV
【フェイク細部を紹介⑥ユウマ君ver】
— 祐 omoimegurasu/理科室と実験的作品 (@you_omoimeguras) 2022年4月10日
書道家。
プロフィールもインタビュー内容も。
「正直困りました。迷惑だなって笑」
全部嘘です🙌
文章!私ですからね!本人は迷惑とか言ってないです!
本は私の大好きな小林賢太郎さん✌️
拡大して読んでみてね👀#MAKE_FAKE展 pic.twitter.com/xPcCmSSZDL
【フェイク細部を紹介⑦panchi君ver】
— 祐 omoimegurasu/理科室と実験的作品 (@you_omoimeguras) 2022年4月10日
俳優。
プロフィールと出演作品。
文章も本も
全部嘘です🙌
当初、ガラス細工職人のイメージで作ろうと思ってたんだけど
シュッとしてるなーってことで俳優になりました!本は同じく、おぎぬまXさんの地下芸人
拡大して読んでみてね👀#MAKE_FAKE展 pic.twitter.com/mZJHtEiyS7
さめざめ式 恋占い
筆者は恋に疎いがこの本がいざという時に役に立つことは間違いないだろう。
バンド「さめざめ」のフロントマンが出版した3冊の本は老若男女問わず大ウケした。
2冊目発売直後、全国の方位磁針が売り切れる事態にまで発展した。
彼女が主催する恋愛セミナーは全国にわたり大人気である。
もし日本の婚姻率が上振れたとしたら、それは間違いなく彼女のおかげだろう。
著者の笛田さおりさんのバンド「さめざめ」の歌詞も恋愛をかたどったものが多く、共感間違いなしだ。
超・楽して稼ぐ方法、脱・楽して稼ぐ方法
誰もが楽してお金を稼ぎたいと思うことはあるだろう。
そんなことを思う人が手に取り続け、計30万部を突破したビジネス書。
著者のカリスマさんはロックバンド「ぱるてのんず」の統括であり、安価で若者に人気だった「カリちゃんのバカうま焼肉」の元オーナー。
彼の凄いところは120店舗にまで及んだ焼き肉店をすべて潰したのにも関わらずそれをネタにし、脱・楽して稼ぐ方法という前の2冊に書いてあることをひっくり返した本を出版したのだ。
そんな3冊目は驚異の150万部を売り上げた。
もし令和にマネーの虎が復活したら、是非彼に出演して欲しいものだ。
インスタレーション
第4回空想フィルムアワード3部門受賞、第324回日本アカルミー賞助演女優賞、第58回青森国際映画祭ノミネート。
圧倒的な受賞歴を持つ映画のインタビュー記事の一部が公開された。
主演は三浦隆一さん。
ここでは映画のネタバレは避けるが、インタビュー記事を読むとこの映画がこれだけの賞を受賞したことは偶然ではないことが分かる。
インスタレーションとは、展示空間をも作品としてそれを観ているお客さんがその場にいて体験できる現代美術における表現方法の一つだ。
この映画はまさにその文字通り、その場にいるかのようなリアルな空気感で物語が進んでいく。
こればかりは観た人でないと分からない感覚だと思うので、是非自分の目で確かめて欲しい。
想像を超えたフェイクがそこにあった
さて、本当の自分に戻りまして…
想像を超えたリアルなフェイクが沢山ありました。
どこからどこまでがフェイクなのか分からなくなるくらいです。
実際どこまでがフェイクか分からないという声が多かったみたいです(笑)
Blu-rayのパッケージ、中吊り広告、本の帯まで再現されているとは思ってませんでした。
しかしこういう作品群を観ると、実際に今書いている記事はリアルのものなのか、このブログすらフェイクなのでは?とも思えてきちゃいますね。
もう展示会は終わってしまいましたが、omoimegurasuさんのTwitterアカウントに全展示物が詳しく載ってますので気になった作品があったらチェックしてみてください。
では、また。