新型コロナウイルスに罹患。療養期間どう過ごしたか。消費したコンテンツとか諸々
今年に入ってコロナウイルスの感染者数は高止まりしています。
特にオミクロン株は猛威を振るい、現在の感染者数のほとんどはこのオミクロン株による感染だと言われています。
そしてついに自分も新型コロナウイルスに侵されました。
案の定、オミクロン株です。
今回は【陽性】と診断されるまで、その後をどう過ごしたかを綴ります。
2月24日
この日は一日中東京で撮影をしていました。
14時にとある撮影があり、屋内外を行ったり来たりしていました。
17時くらいからは渋谷のCOMMUNEという場所でライブの打ち合わせを観させていただいていました。
ちなみにCOMMUNEは屋上にあり、半屋外です。
風通しは抜群で換気は完璧でした。
22時ごろに電車で帰宅。
一日中歩いていたせいで脚や肩が筋肉痛でした。
2月25日
この日は一日中家に引きこもり、前日撮影した写真等の現像をしたりしていました。
2月26日
友人と作品制作の動画素材を撮影するために午後から佐野のプレミアムアウトレットへ赴きました。
撮影後は完全個室の居酒屋で二人で食事をし、その後22時ごろ帰宅しました。
ここまでは何ともなく普段通りの生活を送っていました。
2月27日
朝起きた時に喉に痛みがありました。
ただ、24日と26日に一日中人と話していたのでそのせいで喉を傷めたと思っていました。
仕事だったのでのど飴と喉の薬を近所の薬局で購入し、勤務へ。
自分の仕事は夜勤なので17時からだったのですがその時は喉が痛いだけでした。
その一時間後くらいから急に寒気が襲ってきて「身体の節が痛いかも?」と思い始めるように。
関節痛に関しては連日の撮影の筋肉痛だと思っていました。
上司と部下に「念のために熱測ったほうが…」と言われ、あまり気が進まないものの渋々検温。
この時点で38.1度。
たまたま居合わせていた社長に、即帰宅とPCR検査を受けるよう促されました。
まず市内のPCR検査が受けられる病院3か所に電話しましたが、即日どころか予約でいっぱいで2日後でないと検査を受けられないと言われました。
うち1か所は「当日9時から先着」とのことだったので他の病院の予約は取りませんでした。
すぐに家に入ることはせず、車の中で同居している両親に電話し
- 喉が痛く熱があること
- もしかしたらコロナかもしれないこと
- 家にあるものは触らずに真っ先に自分の部屋に入ること
以上を伝えました。
熱が高かったのとあまりにも関節が痛かったので、ロキソニンを服用。
この時点での症状は
- 高熱
- 頭痛
- 悪寒
- 喉の痛み
- 関節痛
- 倦怠感
です。特に頭痛と喉の痛みはひどかったと記憶しています。
ちなみにロキソニンは効いた感覚が一切ありませんでした。
何をして過ごした?
テレビでYouTubeを軽く観ましたがあまりのダルさにほぼベッドにいました。
2月28日
朝の時点で39.3度の熱がありました。
症状は27日夜と変わりませんでしたが、喉が特に痛かったです。
ロキソニンで37度後半まで下がった隙にゼリーやたまごサンドを食べました。
母親も協力してくれて9時から病院に電話しましたが全くつながらず。
さすがに埒が明かないので2日後にはなりますが、確実に検査を受けられる病院の予約を取りました。
ここで親と詳しく決めごとをしました。
- 全てのやり取りはLINEで行うこと(緊急時は電話)
- 食事は部屋の前に置き、LINEで食事を置いた旨の連絡があってから取ること
- 食事の箸やスプーンや皿は全て使い捨てを使い、部屋の外に出さないこと
- トイレは自分は2階を使い、両親は1階を使用すること
- 部屋の外ではトイレと部屋のドアノブしか触れないこと
- シャワーはもちろん禁止。とにかく部屋で過ごすこと
ロキソニンの効果もあってか17時の時点でも37.4度と微熱でした。
何をして過ごした?
ロキソニンが効いて楽になったのもあってテレビでYouTubeをひたすら観ていました。
ウクライナとロシアの件が気になっていたので関連のニュースを見漁っていました。
3月1日
朝の時点で熱が37.7度でした。
とりあえず山は乗り越えたかな、と一安心。
ですが、あまりにも喉が痛くロキソニンを服用しないと飲み物すら飲み込めなかったです。
熱が下がると比例するように喉の痛みは酷くなっていきました。
高熱だった期間はロキソニンを1日2錠服用していましたが、この日から1日3錠に増やしました。それくらい喉の痛みはキツかったです。
それ以外の症状ですが、夜から鼻水が出るようになりました。
何をして過ごした?
前日と同じくひたすらYouTubeです。
コロナ渦で大量のコンテンツがYouTubeに転がってきたので割と飽きなかったです。
かなりのコンテンツを消費したと思います。
あまりに辛かったので普段はほとんど見ない犬や猫の動画も見漁りました。
精神が癒しを求めた結果なのでしょうか…
3月2日
PCR検査をするために病院へ。
唾液での検査でした。車で唾液を渡された容器に貯め、そのまま指定された箱に入れて即帰宅です。
検査人数は結構いました。まあそりゃそうですよね…
ここから症状が変わり始めます。
- 発熱(微熱)
- 頭痛
- 喉の痛み
- 鼻水
- 咳
- 痰の絡み
- 倦怠感
鼻水は1日の夜に比べてひどくなり、おまけに咳も出始めました。
喉は相変わらず激痛でロキソニン必須。
コロナによる波状攻撃は本当に恐ろしかったです。
何をして過ごした?
前日と変わらず。
熱が楽になったのもあってスマホでニュースを読むことも増えました。
YouTubeでオールドレンズ関連の動画をかなり見たので、オールドレンズについて調べたりもしていました。
3月3日
昨日とほとんど同じ状況で良くも悪くもなりませんでした。
PCR検査の結果は来ず。
何をして過ごした?
この日も前日と変わらずです。
いい加減興味のある動画もほぼなくなり、どう過ごそうか別のコンテンツを探し始めました。
3月4日
PCR検査の結果、【陽性】が確定しました。
既に症状が出始めてから6日目です。
あまりにも遅く、保健所からの連絡もなし。これが現状です。
症状自体は収まってきていました。
鼻水はあまり出なくなり、喉も少し楽になってきました。
(それでも普通の風邪やインフルエンザより痛い)
しかしここから嗅覚・味覚がおかしいことに気付きます。
ゼリーを食べても昨日感じられていた味覚が感じられないのです。
まさかと思い、香水のプッシュ部分を外し直接嗅ぎました。
普通なら匂いが強すぎて咽るはずですがこの時はほんのり香る、くらいでした。
嗅覚・味覚を体感8割失いました。
まだ攻撃してくるのかコロナ…と心の中で思いつつ、仕方ないとも思っていたのが正直なところです。
それより喉の痛みが楽になったのが大きく、意外にもショックはあまり受けませんでした。
それと厚生労働省からSMSが届きました。
COCOAに陽性登録を。との事だったのですぐに陽性登録をしました。
MyHER-SYSという新型コロナ健康状態入力フォームサイトにアクセスするためのIDも送られてきて、この日から毎朝健康状態を入力する日々が始まりました。
血中酸素飽和濃度の欄があったのですが、パルスオキシメーターを持っていなかったのでApple Watchで計測した数値を入力しました。
何をして過ごした?
この日からかなり楽になったので映画を鑑賞しました。
この日は「グリーンブック」という映画を観ました。
最後のシーンで泣きそうになったのはここだけの話。
久々に映画を観たのもあってかなり楽しめました。
3月5日
この日から喉も痛みから違和感に変わり他の症状も落ち着つき、倦怠感と咳が出るくらいでした。
嗅覚・味覚は7割程度失っていましたが、前日よりは感じ取ることができて安心しました。
何をして過ごした?
YouTubeでニュースを観つつ、夜は映画観賞。
この日は「ギルティ」というデンマークの映画。
ミステリーは頭に入るか心配でしたが問題なかったです。
これもすごく楽しめました。
3月6日
県の自宅療養者支援センターからSMSが届きました。
そこには「自宅療養解除日」が記載されており、自分は3月9日が解除日となっていました。
併せて市から電話があり、希望者には支援物資を送ると。
午後には置き配で支援物資が届きました。
併せて、パルスオキシメーターも届きました。遅い…
自分はまだ部屋から出られないので親に写真撮影を頼みました。
喉が痛いのにカレーなんぞ食えるか!と思いましたが、物資を送っていただけるだけでもありがたいと思わなくちゃですね…。
何をして過ごした?
この日はVtuberの配信を観ていたら一日が終わっていた気がします。
あとはひたすらネットサーフィン。やることが本当にない。
3月7日
咳と痰の絡み、頭痛くらいでほぼ完治に近づきました。
頭痛は恐らく気圧のせいだったかもしれないので、実質症状は咳くらいです。
長らく発声をしていなかったせいか声がガラガラです。
喉は違和感程度で生活に支障はなくなるまでに回復しました。
何をして過ごした?
映画「9人の翻訳家」を鑑賞しました。
ちょっと壮大すぎる話ではありましたがこちらも面白かったです。
息を呑む展開が多くあっという間に時間が過ぎました。
3月8日
前日と変わらずです。
久々に友人と通話をし喉のリハビリ?になりました。笑
味覚や嗅覚もほぼ回復し、1~2割感じないかな?って感じです。
何をして過ごした?
久々にPCの前に腰を据えました。
Lightroomで新しい表現方法を探ったり、映画のカラーコレクションについて調べたり。
やっと日常が戻ってきたなと感じました。
新型コロナウイルスに罹患して思ったこと
正直コロナを舐めていました。
本当に辛かったです。インフル4年分が一気に襲ってきた感じ。
こんなつらい症状が出るウイルスが流行っていることに恐怖を覚えました。
新型コロナウイルスは風邪と同じ?ク○喰らえ!
病は気から?綺麗ごと言ってんじゃねえぞ!
って感じです、本当に。
ここまで感染力が強いと明日は我が身です。
とはいえいくら対策をしていても罹る時は罹るんだなぁと。
ちなみに両親はPCR検査を受けて陰性、症状が出始めた前日に会った友人も症状が出始めた日に勤務が一緒だった会社の人も無事です。
自分に関わったほかの人が辛い思いをしなくて本当に良かったと思っています。
こんな目に遭うのは自分だけで十分です…笑
自分もうつる可能性があるのに看病をしてくれた両親に心から感謝です。
1人暮らしの人は本当に大変だと思います。
埼玉県の田舎でPCR検査は2日後、保健所からの連絡は約1週間後という状況です。
今や誰が患ってもおかしくない伝染病、自分のできる対策をきちんとして自分の身は自分で守りましょう。
都市部ではもっと逼迫していると思います。
罹っておいて何様だと思われるかもしれませんが。
あってよかったもの
- のどスプレー
- inゼリー
- フルーツゼリー各種
- Apple Watch
- ミネラルウォーター
- 胃薬(強い鎮痛剤と一緒に服用)
- 映画とかアニメのサブスク
- 鎮痛剤(ロキソニン・カロナール等)
のどスプレーは苦手じゃなければハッカ系がおすすめです。
ゼリー系は食欲のないときはありがたいです。
ロキソニンのような強い鎮痛剤は胃を荒らしやすいので、胃薬は必須です。
そして少しでも胃にものを入れてからでないといけないので、そういった意味でinゼリーは重宝しました。
inゼリーにはマルチビタミンという一日のビタミンを補ってくれるものが発売されているのでそちらは特におすすめです。ビタミン、大事。
Apple Watchは心拍数や血中酸素飽和濃度の監視に役立ちました。
もちろんパルスオキシメーターがある場合はそちらを使用するほうがいいです。
サブスク系は完全に暇つぶしですね。笑
身体がよくなればなるほど療養期間は精神を蝕みます。
そんな時に消費できるコンテンツがあると暇つぶしができ、助かります。
ちなみにゲームも考えましたがコントローラーを持つのが億劫でやるに至りませんでした。
ロキソニンは必須でした。本当にあってよかったです。
冷えピタ系は自分は苦手なので使用しませんでした。
…こんな感じでしょうか。
コロナウイルスの流行はどこまで続くか分かりません。
だからこそ、備えは大事だと思います。
皆さんもどうかお気をつけて。
では、また。